レーザートーニングとは
レーザートーニングはQスイッチYAGレーザーを用いた、肝斑治療に高い定評のあるレーザー治療法です。
肝斑治療はレーザーの光熱が強すぎると余計に濃くなってしまう為、従来のレーザー機器での治療は難しいと言われていました。
しかし、レーザートーニングは、レーザーの光熱刺激を最大限に抑えながらも確実に肝斑のメラニン色素を破壊する事で、肝斑治療を可能にしたのです。また肝斑以外に毛穴の開きやくすみにも効果が期待出来る為、色ムラを無くして肌の透明感をアップさせ、ぐっと若々しい印象にしてくれます。
3レーザートーニングの詳細
レーザートーニングが肝斑に効く理由
肝斑は光熱の刺激によって色素沈着を起こしてしまうので、従来の強いパワーで照射するレーザー機器では肝斑が濃くなってしまうケースが度々見られました。だからと言ってパワーが弱すぎると、肝斑には全く効きません。
仮に肝斑に適した強さに設定出来たとしても、従来のレーザー機器はエネルギーが照射部分の中央に集中するたま、肝斑の中央部分しか除去する事が出来ず、周辺の肝斑は残ってしまったのです。これらの理由から従来のレーザー機器で肝斑を治療する事は非常に難しく、悪化する恐れが強いのでタブーとされてきました。
しかし、レーザートーニングは非常に短い5ナノセカンドと言うパルス幅で、レーザーをムラ無く均一に照射出来る、最新型レーザー機器です。出来る限り短い時間でムラの無い照射を繰り返す施術方法によって、レーザーの光刺激を抑えながらも肝斑のメラニン色素を確実に破壊する事が可能となり、従来のレーザー機器では不可能だった肝斑の治療が出来る様になりました。
シミ、そばかすが薄くなる
レーザートーニングはメラニンを確実に破壊するレーザー機器なので、皮膚の浅い部位にメラニンが溜まって出来たシミ、そばかすの改善も期待出来ます。一般的なレーザー機器はメラニンの濃い色素に反応する為、薄いシミ、そばかすの治療は難しいのですが、レーザートーニングは日本人に出来やすい薄いシミ、そばかすの色素にもしっかり反応してメラニンを破壊してくれます。
透明感を取り戻す
レーザートーニングで顔にあった肝斑、シミ、そばかすが無くなるだけでも、肌の色はワントーン明るくなった様に見えます。それに加えてルートロトーニングは照射箇所の皮膚内部にあるメラニン色素を破壊してくれるので、年齢と共に肌内部に溜まったメラニンを除去する事が出来ます。その結果色ムラが改善されて、透明感溢れる、地肌本来の美しさを取り戻せるのです。
お肌への優しさ
レーザートーニングの照射は、周囲の皮膚組織に損傷を与えずに狙ったメラニンだけを確実に破壊する事が可能です。そのためレーザートーニングにはダウンタイムがほとんど無く、施術直後は若干の赤みが出る程度で、赤みは1日程で収まります。施術当日からメイクが可能なので、日常生活に支障を起こさない、お肌に優しいレーザー治療法と言えるでしょう。
治療回数
レーザートーニングは一度の照射でも、透明感が出た、シミや肝斑が薄くなったと喜ばれる方が多くいらっしゃいます。しかし、レーザートーニングは少しずつメラニンを除去するレーザー機器なので、全てのメラニン色素を取り終えるまでには2週間に1度の施術を10回程推奨します。