フラクショナルレーザー

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フラクショナルレーザーとは

フラクショナルレーザーは、レーザーの光熱で皮膚に目に見えない程微小な穴を開ける施術です。

フラクショナルレーザーによって傷ついた組織は、自然治癒力によって肌再生を促すコラーゲンが増殖して、新しい肌へと生まれ変わります。

この過程で元々あった真皮と表皮の傷も修復されて生まれ変わるので、肌トラブルを根本から修復する事が出来ます。

1フラクショナルレーザーがおすすめの方

キメが粗く、毛穴が目立つ方
ニキビ痕が凹凸になってしまった方
他のレーザー治療で効果が得られなかった方

2フラクショナルレーザーの特徴・メリット

お肌を、新しく入れ替える
他のレーザー機器では難しい、ニキビ痕を改善出来る

3フラクショナルレーザーの詳細

フラクショナルレーザーの別名は「肌の総入れ替え」

フラクショナルレーザーは10,600nmの長い波長の光によって皮膚を加熱して蒸発させる事で、お肌に0.12mm程の微小な穴を開ける技術です。この0.12mm程の穴が開いた肌は傷を負った状態となるので、傷を治そうとする治癒能力が働き、真皮にあるコラーゲンやヒアルロン酸を生成する繊維芽細胞が活性化されます。

その結果、お肌の再生を担うコラーゲンが真皮を新しく生成すると共に、ヒアルロン酸が肌内部に水分をたっぷりと含んで、ハリのある瑞々しい肌に生まれ変わります。そして内側が整った肌はターンオーバーと共に表皮も整っていき、肌全体が新しく入れ替わるので、フラクショナルレーザーは別名「肌の総入れ替え」と呼ばれているのです。

ニキビ痕の凹凸改善

フラクショナルレーザーは、ターンオーバーの正常化、毛穴の開き改善、キメを整える、小じわや薄いシミの除去、ハリ・艶アップ等あらゆる美肌効果が期待出来ます。その中でも特にフラクショナルレーザーが得意としているのが、ニキビ跡の治療です。

クレーターと呼ばれるお肌に凹凸が出来た状態のニキビ跡は、肌の奥深くにある真皮が炎症を起こしているのが原因なので、真皮を改善しない限り治る事はありません。しかし、一般的な化粧水や美容液は肌の角質層までしか浸透しない上、ターンオーバーと共に生まれ変わる肌は表皮のみです。

つまり真皮に傷を負った状態のニキビ跡は、丁寧な毎日のケアやエステのスペシャルケアでも改善する事は不可能と言う事です。しかし、フラクショナルレーザーの強いパワーなら、確実に真皮まで光熱を届ける事が出来ます。真皮の傷ついた箇所に働きかけて再生を促す事が出来るので、難しいと言われていたニキビ痕の改善が可能となったのです。

ダウンタイム

フラクショナルレーザーを照射した後の肌は、強い赤みが生じます。そして24時間程でかさぶたとなり、1～2週間でポロポロと剥がれ始めます。その後3～4週間でかさぶたが完全に剥がれて新しいお肌が表面に現れるので、フラクショナルレーザーは3～4週間程のダウンタイムを要します。

治療期間

肌質によって多少の差はありますが、フラクショナルレーザーは一度の施術で15％の肌が生まれ変わり、4～5回の施術で全ての肌が生まれ変わる施術です。よってフラクショナルレーザーは次の施術までを1～1.5ヶ月開けた状態で、4～5回の施術をワンクールとして行います。

フラクショナルレーザーの効果を最大限高める為に出来る事

ニキビ跡が酷いクレーターになってしまう人の中には、皮膚の治癒能力が低下している人が多く見られます。しかし、治癒能力が著しく低下した状態でフラクショナルレーザーを行った場合、肌再生が遅れてダウンタイムが長くなってしまう恐れがあるのです。

そのためフラクショナルレーザーの施術後は、不純物の入っていない化粧水や美容液でたっぷりと栄養を与えると良いです。施術後のお肌には穴が開いている状態なので、しっかりと栄養成分を吸収してくれます。

市販の化粧水や美容液の不純物が不安な患者様は、中央クリニックのビタミンCイオン導入を一緒に施術していただく事も可能です。ビタミンCには肌再生を促す作用があるので、フラクショナルレーザーの効果を最大限高める事が出来ます。

4フラクショナルレーザーの施術の流れ

1. カウンセリング：
医師が患者様のお肌状態を診察し、フラクショナルレーザーの照射威力を決定します。また照射時の痛み、ダウンタイム、照射後のお手入れについて、詳しくご説明致します。
2. 準備：
患者様にメイクを落としていただき、麻酔クリームを塗布します。
3. 施術：
麻酔が効いたのを確認した後、医師が丁寧にフラクショナルレーザーを照射致します。照射時間は全顔20分程が目安です。
4. アフターケア：
施術後のほてりを抑える為に、施術箇所を冷やしてクーリングを行います。ご希望の患者様にはビタミンCのイオン導入を行い、終了となります。