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中央クリニックの
陥没乳頭治療
陥没乳頭治療について About the treatment
本来表に突出しているはずの乳首が、中に入り込んでしまっている状態を、陥没乳頭といいます。乳腺炎の手術によって症状が現れる後天的な場合を除いて、ほとんどは生まれつきの症状です。
陥没乳頭に悩む女性は多く、仮性と真性を合わせると5人に1人が陥没乳頭であると言われていますが、陥没している部分に垢や分泌物が溜まりやすいため、衛生的に問題でやすいです。
また、「汚れが溜まりやすい」「見た目が悪い」「授乳が出来ない(真性の場合)」などの問題が生じるので、衛生面と機能面を改善するために治療すべき症状です。
陥没乳頭なら、中央クリニックにお気軽にご相談ください。
▼ 中央クリニックの陥没乳頭治療は
こんな方にオススメ ▼
- 陥没乳頭に悩んでいる方
- 今後の授乳を望む方
陥没乳頭の種類と原因 Type and causes of trouble
陥没乳頭の種類
陥没乳頭には、仮性と真性の2タイプがあります。
仮性の陥没乳頭
仮性陥没乳頭は、普段は陥没しているが、刺激によって表に出るタイプの事をいいます。仮性陥没乳頭でも授乳は出来ますが、陥没している時の衛生面と見た目が問題となります。
真性の陥没乳頭
刺激をしても表に出ない、普段から表に出ているが真ん中が大きく窪んでいる、2種類の乳首を真性陥没乳頭といいます。真性陥没乳頭は、「見た目の違和感」「衛生面」「授乳が出来ない」問題が強く生じるので、治療で改善する事をおすすめします。
陥没乳頭の原因
ほとんどは乳管(母乳を乳首に運ぶ管)が未発達なために乳首が引っ張られる事が原因で起こります。
施術の詳細 Details of treatment
当院では3つの治療方法によって、仮性陥没乳頭と真性陥没乳頭を改善します。
特徴・メリット
- 3つの施術方法から、患者様に最も適した術式を選択
- 陥没乳頭が再び陥没するのを防ぐ、半永久的な効果
簡易法
ピンセットで乳首を突出させた後、乳首の根本の1箇所に1mm程のメスを入れて針穴を作ります。そして、その針穴に糸を通して乳首の根本を糸で締め上げる事で、再び陥没するのを防ぎます。仮性陥没乳頭の軽度の方は、この術式で完治が期待出来ます。
軽度
乳首の根本に数か所、Z型にメスを入れた後、乳首を半周程回して根本を締め付けます。こうして乳首を突出させてから縫合したら、再び乳首が陥没することを防ぐために、ドーナツ型の器具で固定します。仮性陥没乳頭の方に適した施術法です。
重度
どんな刺激によっても突出しない真性陥没乳頭は、乳管(乳腺で作られた母乳を乳首まで運ぶ管)が未発達で短いために、乳首が乳管に引っ張られる事が原因で生じます。そのため真性陥没乳頭の治療法は、まず陥没している乳首の表面にメスを入れて、周辺組織と乳管を引き剥がしながら、乳管を引っ張り出します。
その後、引っ込んでいる乳首を引っ張り出し、乳首の根本を縫合して固定、再び陥没するのを防ぎます。当院では乳管を引き剥がす時に可能な限り乳管を保存して、施術後の授乳に対応出来るように致します。(極稀に乳管の症状によっては授乳が難しい場合もありますが、その際はカウンセリングで医師が告知致します。)
痛みとダウンタイム
簡易法、軽度、重度共に、陥没乳頭の治療は局所麻酔を用いて行うので、施術中に痛みはありません。施術後にチクチクとした痛みを感じる方がいますが、処方する痛み止めを服用いただく事で落ち着きます。
簡易法、軽度は当日からシャワーが可能(患部はこすらない)、重度の方は術後4日目から可能です。その後、簡易法と軽度は7日、重度は10日後に抜糸となり、その頃には患部が落ち着いてくるので入浴や運動をする事が出来ます。ただし、胸を大きく揺らす運動や性行為は、1ヶ月後からとなります。
施術の流れ Flow of treatment
カウンセリングStage.1
医師が患者様の患部を診察して、仮性か真性を確かめると共に、適した施術法を決定します。また術後の状態、ダウンタイム、金額についても、詳しくご説明致します。
施術Stage.2
乳首に局所麻酔を行った後、麻酔が効いたことを確認したら、丁寧に切開と縫合を行います。施術時間は15~40分程。施術後は、すぐにご帰宅いただけます。