2016/11/10 人生の新しいスタートの日・結婚式までにタトゥーを消したい!~カラータトゥー除去までの1年間~
「ウエディングドレスを着るまでに、背中のタトゥーを消したいんです!!」
そんな切実の想いでご相談にいらした女性(以下Aさん)の背中(肩より少し下)には、マリア像のタトゥーが刻まれていました。
タトゥーを彫ってから年月が経っているのか、全体的にくすんだ色になっているものの、やっぱり目立つ印象・・・
ご相談当日はシャツを着ていらしたので、タトゥー箇所を拝見するまでには全くタトゥーは見えなかったのですが、背中が空いたデザインのウエディングドレスとなると・・・
やっぱり目に止まってしまいますよね。
Aさんいわく、新郎様のご両親は女性のタトゥーの存在を知らないようで。
しかも、義父様は公務員。
ご来賓の方の目もあるので、結婚式までの残り1年以内にタトゥーを消すか、背中の出ないドレスを選んでほしいと新郎様にお願いされたそうです。
「せっかくの結婚式でデザインが限られるのも嫌だし、何よりこのタトゥーを消すことが私の独身時代の清算なんです。」
そう話すAさん。
さらに詳しくお話を伺ってみると・・・
なんとそのタトゥーは、20代前半に当時の彼氏とおそろいで彫ったものなのだとか。
彼氏や旦那さんとおそろいのタトゥーというのは、案外よく聞く話ですよね。
でもお別れした人となると・・・確かに複雑。
「彼の趣味に合わせてタトゥーを彫ったことを後悔している」
と話すAさんは、旦那様となる今の彼にもずっと申し訳ない気持ちだったのだとか。
英文にもメッセージが含まれているようで、彼も薄々“元彼との思い出の痕跡”だと気づいているのではないかと・・・。
「でもこのタトゥー、1年で綺麗に消えますかね?跡が残るんじゃ・・・」
そう心配するAさんでしたが、結論、治療3回目にして下記の写真のように目立たない状態へと除去できています。あと2.3回治療を続けることにより、かなりきれいに刺青除去が出来るとおもいます。
現在治療に使用しているのは、タトゥー・刺青除去のツールとして最近注目されている“ピコレーザー”です。
中央クリニックでは患者様のご要望により多くお応えできるよう、ピコレーザーを導入しております。
なかでもAさんの場合には、“ピコシュア”という最新の刺青除去レーザーを使用しました。
【従来の刺青レーザーの場合】
◆[カラータトゥーへの対応]
黒以外の色には、あまりレーザーが反応しない
→カラータトゥーの除去は困難なケースが多い
◆[タトゥー・刺青除去までの期間]
・5回~10回の治療で、黒い部分は薄くなる程度
→20回以上施術を行っても、完全に除去するのは難しいことも
・1回の治療ごとに3ヶ月以上の間隔を空ける必要があったので、治療期間も長期
と、正直今回のケースのように色が入ったカラータトゥーにはオススメできないことはもちろん、半年という期限も従来の刺青レーザーではクリアできなかったことでしょう。
では、その点をピコシュアはどうクリアしているのかというと・・・
【ピコシュアの場合】
◆[カラータトゥーへの対応]
従来のレーザーでは除去しにくかった赤や橙色などの暖色をはじめ、青・緑といった寒色~黒・茶色のような濃い色まで、ほぼ全色に対応
→今回は、一見黒に見える刺青ですが、実際は青みが強い黒い刺青でしたが綺麗に消すことができました。
◆[タトゥー・刺青除去までの期間]
・カラータトゥーも3~5回程度の治療で除去可能
(※タトゥー・刺青の範囲や色の具合など状態によって異なります)
・1回の治療ごとに2ヶ月程度間隔をあける必要はありますが、3回程度の治療ならば半年でだいぶ綺麗に除去できます。
→今回の場合、3回目の治療でもとても綺麗に除去することができています。
もちろん、あらゆるケースを備えてもう少し早めのご来院をお勧めしますが、Aさんのタトゥー除去が結婚式に間に合いそうで本当によかったです。
Aさんの場合、人気の式場で日取りにもこだわったこともあり1年という期限が可能だったわけですが、結婚式のスタイルによっては「予約から半年程度で結婚式!」なんてケースも少なくはないでしょう。
タトゥーや刺青を除去してから結婚式に臨みたいと治療を始めたのに、治療途中で少し目立ってしまうなんていうのももったいないですからね。
また治療期間も短いことが嬉しいポイントのピコシュアレーザーではありますが、タトゥーや刺青の状況によって期間も異なります。
だからこそ、「この日までにタトゥー(刺青)を消したい!」という大事な日があれば、もしくは未来の大切な日に備えて、まずはお気軽にご相談へいらしてください。
中央クリニックでは、無料カウンセリングも実施しております。
気になる点やご心配な点がございましたら、ぜひ一緒に解決していきましょう。