「名器って本当にあるの?」……名器はつくれるんです!


何となく聞いたことがある「名器」って本当に存在するのでしょうか?――答えは「名器はあります!」。そして、名器はつくることができます。

パートナーとこれからも仲良くしていくために、女性として自信をつけるために、「名器」について学んでみましょう。

「名器」って何?

「名器」といえばすぐれた器物や楽器を意味しますが、世間話や恋愛の話などのなかで出てくる「名器」は「すぐれた女性器」のことを指すことが多いものです。「数の子天井」や「たこつぼ」などといわれることもあります。

これらは明確な定義はありませんが、一般的には、膣の締まりがよかったり、感度の高い女性器などを指す言葉です。この「名器」という言葉を見聞きしたとき、男性であれば、あこがれにも似たポジティブなイメージが思い浮かぶかもしれませんが、女性の場合はどちらかといえば不安やネガティブなイメージを思い浮かべるかもしれません。

なぜなら、女性の場合、自分の性器に対する不安を潜在的に抱いていることが少なくないからです。

「私のあそこは問題ないのだろうか」「パートナーは満足しているのだろうか」……一度でもそんなふうに思ったことのある女性は多いのではないでしょうか。

「膣トレ」で名器はつくれる!

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そんな「名器」は生まれもったものであり、あとからそうなることはできないのではないかというイメージをもたれがちです。確かに、生まれつきの形状などに影響される部分もあります。

しかし、トレーニングでも十分「名器」と呼ばれるような状態に近づけていくことはできるのです。非常に有効なのは、骨盤低筋のトレーニングで、「膣トレ」ともいわれます。

骨盤低筋とは、読んで字のごとく、骨盤の底にある筋肉群のことです。膣の周辺で膀胱や子宮などの臓器を支える働きを担っています。膣の締まりは、この骨盤底筋の力に大きく左右されます。

トレーニング方法としてはいろいろなものがありますが、基本のトレーニングは、筋肉を締める動きとゆるめる動きを繰り返すことです。締める動きのときは、パンツのファスナーを上げるように膣に力を入れ、ゆるめるときは反対に力を抜きます。

このトレーニングを毎日続けると少しずつ筋肉を強化することになり、膣の締まりをよくしていくことが可能です。加えて、ヒップアップや尿もれ防止といった効果も期待できます。

自分の力だけで締めたりゆるめたりするのではなく、膣に挿入して落とさないようにすることで筋肉を鍛える膣トレグッズもありますので、興味のある方は調べてみてください。

手っ取り早く名器をつくりたいなら「治療」という選択肢も

骨盤底筋のトレーニングは体にさまざまないい効果をもたらす重要なトレーニングですが、効果は一朝一夕には現れません。また、年齢によっては筋肉の衰えのスピードが大きくなり、トレーニングだけではなかなか追いつかないということもあるでしょう。

その場合、クリニックなどの医療機関で治療を受けることで膣の締まりをよくするという方法もあるのです。治療の方法にもいくつかの選択肢がありますが、たとえば「膣縮小術」という治療では、膣の入口から奥のほうまで、膣の粘膜や組織を縫い縮めることで膣の締まりをよくします。

どのぐらい縫い縮めるかは膣のゆるみによって異なりますが、縫い縮めるという方法だけに即効性は抜群です。短期間でしっかりと引き締め効果を得ることができます。

「膣を縫う」と聞くと不安を感じる方もおられることと思いますが、信頼できるクリニックを選べばケアは万全ですし、日にちが経てば手術のあとも自然と消えていくので、心配ありません。

性器に関する悩みは人にも相談しづらく、いい・悪いも一概には判断できないものです。それだけに、一度悩んでしまうと解決が難しくなったり、コンプレックスになってしまうこともあるでしょう。

医師の治療であれば、確かな医療技術をベースとした診察で適切なアドバイスを受けることができます。

おわりに

パートナーにより満足してもらえるようにがんばってメイクやおしゃれをしたりダイエットするように、膣の締まりもよくしたいという気持ちはとてもすてきなことです。そして、実際「名器」を手に入れることはできます。

さらに、クリニックで医師の診察やアドバイスを受ければ、心強い味方となるでしょう。「行ったら絶対治療しなきゃいけないんじゃないか」と思わず、まずはカウンセリングで話を聞いてみてはいかがでしょうか。

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