2018/07/19 今すぐどうにかしたい汗対策に、「ボトックス注射」

厳重注意の暑さが続く、この夏。
あふれ出る汗に、悩まされている方も多いでしょう。
実は私も、その一人。
これまでは代謝が悪く、汗があまりでない体質でしたが、今年の夏は大違い。
これまで汗で悩まされたことなんてないのに、今年は信号を待っているだけで、汗がしたたるように。
汗をかくと、ニオイも気になる。
服の汗ジミも、もちろん嫌だ。
だからこそ私は今年、ボトックス注射(発汗抑制注射)で「今すぐどうにかしたい汗」を、どうにかしてみました!
ボトックス注射で汗をブロック
シワの解消や、小顔効果があるとして、美容医療でも広く使われる「ボトックス注射」。
実は、発汗を抑制する効果もあるということを、ご存じでしょうか?
そもそも汗は、人が暑さを感じ、交感神経が活発化することで発汗します。
他にも、緊張したとき、ストレスを感じた時も、交感神経が刺激をうけ、発汗につながってしまうのです。
そして、これらを交感神経に伝える神経伝達物質が、「アセチルコリン」。
ボトックス注射は、このアセチルコリンの分泌を抑制することで、汗を減少させることができる治療法なのです。
ただし、ボトックス注射の効果は、永久的なものではありません。
1回の注射で得られる効果の持続期間は、約3か月~半年ほど。
つまり、今打てば夏の汗はせき止められるため、暑さによる汗対策を求める方であれば、ボトックス注射で十分効果が期待できます!
けれど、それ以降の発汗を抑制するためには、繰り返し施術を行う必要が……。
では、暑い夏だけではなく、秋も冬も春も、汗対策を行う必要があるケースとは、どのような状態だと思いますか?
その汗、本当に暑さのせい?
そもそも汗は、体温調整のために備えられている身体の機能。
そのため、暑くて汗が出るという行為は、正常な身体の働きなのです。
ただし、先ほどもお話した通り、発汗を促す交感神経が活発化する要因は、「暑さ」だけではありません。
緊張したとき、ストレスを感じた時に発汗する可能性もあります。
そう、暑さ以外で汗がしたたり落ちてくるとき。
それは、身体のサインかもしれません。
例えば、会議中。極度の緊張により、手に持つ資料が濡れてしまうほどの汗に驚いたことはありませんか?
毎日の通勤ラッシュにストレスを感じ、暑くなくても、汗が止まらないことは?
これらはほんの、一例です。
緊張する、ストレスを感じるシーンは、人それぞれ。
何もしていないのに、積み重ねのストレスで交感神経が乱れて、汗がとまらなくなる方もいらっしゃいます。
あらゆる場面で、汗が流れてくる。暑くもないのに。
それも、日常生活に支障をきたすほど、流れ出る汗。
その原因は、「多汗症」である可能性も。
もちろん、多汗症であっても、ボトックス注射は効果をもたらします。
ただし、根本治療にはつながりません。
その場だけの汗ではなく、この先々、汗で悩まされないよう対策するためには、あなたに合った治療が必要です。
「暑すぎて、汗が止まらない!臭いも気になる!」
「緊張すると、汗がしたたる」
「もしかして、多汗症?」
どのような理由、状況であれ、汗のお悩みは、中央クリニックまでお気軽にご相談ください。
あなたに必要な治療、お悩みを解決する治療を、一緒に見つけていきましょう。